とりあえず、そのセミナーで見たこと、聞いたことをメモっときます。
後でもう一度ちゃんとまとめようと思います。
・デフレとは?
継続的に物価が下がり続ける現象。
円高とセット。
国の供給力に対して、需要が低くなってしまっている。
=モノ余り
お金の価値が不当に高まった状態。
みんなお金を使いたがらない=みんなの気持ち「モノよりもお金の方が大事!」
誰も買ってくれないから、モノの値段は下がる。
デフレ時はGDPも下がる。
=消費や投資が伸びないから
前言ったように、GDPが下がると、政府の税収も減る。
消費税が増えても、その分所得税や法人税が減ってしまうから。
デフレ→国民の消費意欲が減退→お金を使わない
→企業の売上が減る→従業員の給料が減るorリストラ
→ますます消費者はモノを買わない
これが延々と続く=「デフレスパイラル」
つまり、
デフレだと税収は減る
政府「税収が減っている=何とかせねば!」→「増税だ!緊縮財政だ!公共投資削減だ!」
しかし、デフレで増税すると・・・
税収は逆に下がる!
結論、デフレで増税すると、税収は下がる。
さらに、デフレが進み、GDPが減ってしまうから。
(橋本政権下で証明されている=これもデータに基づく)
デフレ→税収下がる→増税→もっと税収下がる=おわた・・・orz
(おまけにさらにデフレは深刻化)
デフレでは銀行が貸し手がいなくなって困る。
デフレでは企業がお金を借りてくれない。
なぜ銀行がそれで困るのか?
銀行は「国民に借金」をしているから、それを返さなくてはいけないから。
※銀行は国民から集めてお金(口座預金)を担保に、企業にお金を貸し出して、利子をとり、その差額で儲けている。
だから、デフレ期には銀行の元には「貸し手がいなくて余っている」お金がたくさんある。
そのため、政府は国債を発行して、その余ったお金を「借りてあげている」とも言える。
だから、日本の国債の特徴として
金利がとても低い
それは借り手のいないお金=余っているお金
を借りているからとても安い金利で借りられるということ。
※「このままでは日本の金利が上がるー」と言っていた人がいたが、
結局日本国債の金利は今まで上がっていない。
そして、実はこの「借り手がいないお金が余ったまま市場に出てこない(
つまりデフレ)」
ことが今の日本が抱える問題の本質。
大事なのは負債額ではなく、
物価と金利!
負債額とかは、はっきり言ってどうでもいい。
(
政府の国債ははっきり言って償還しなくてもいいんだから
今まで償還して自国の国債を減らした国はない!
どの国も年々国債は増えていっているのが現実
=これも客観的データに基づく)
「いつか国債を買い取ってくれる銀行もなくなるぞ!」
大丈夫。
なぜなら日本はその時は「好景気」だから。
(ここの理由ははっきりとは忘れた。逆に政府がそんな好景気の時にはお金を発行する国債を発行してお金を使必要はなく、むしろ国債を返済し、支出を抑えるべき?
銀行もこのときは貸し手に困らないだろうし・・・)
なぜこのような「簡単な」理屈をわかっていないのか?
それは日本の戦後発展してきた経済学は、「インフレ経済学」だから。
デフレ時には状況が変わるということを、
多くの人々がわかっていない。
・インフレとは?
物価が継続的に上がり続ける状態。
モノの価値が不当に高まった状態。
需要に対して、供給が追い付かない状態
→結果的に物価が上がる。
このような時は増税すべき!
なぜなら、放っておくとバブルになるから。
だから増税して、景気をコントロールする必要がある。
・デフレの日本が今からすべきこと。
政府の公共投資を増やす!金を市場に出す!消費意欲を刺激する。
「そんなことしたらインフレになるじゃないかー!」
いや、今デフレなんだから、インフレにするのが目的でしょ(笑)?
「紙幣を刷り続けると「ハイパーインフレ」になる!」
アメリカはリーマンショックの時に通常の3倍(?)紙幣刷ったけど、現在インフレ率わずか2パーセント。
あと、あんまりにも物価が上がり続けるなら、その時増税すればいいでしょ?
(税金は景気をコントロールする役目がある)
インフレにする→GDPを増やす=経済成長率を上げる(年率?パーセント)
で、上がりすぎたら増税。
インフレになればやっと増収できる。
そうしたら、日本政府は国債を少し返済したらいいんじゃないか。
「政府の都合でそんな紙幣を発行していいのか?日銀の仕事だろう!」
いいんです(なんで?)。
日銀は慣習としてインフレを嫌うだけ。
(なんだその慣習?上念さんとかがそういうの話しているかも)
硬貨を見てみろ、日本銀行じゃなくて、日本政府ってちゃんと書いてあるだろ!
「市場に出ているお金の量を日本国債量が上回ったら、日本は破たんする!!」
そんなことはありえない。
なぜなら、借金したら必ず政府はそのお金を使うから。
すなわち、その使ったお金は市場に出てくる。
市場に出回るお金はそうやって国債が増えれば増えるほど増えていくから、
普通に考えて「抜く」ことなんてありえない!
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